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美しい自然環境と快適な住環境を創造する 君津清掃設備工業 K.S.S. |
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人が一日に使う水の量は、 牛乳ビン1,300本前後といわれています。
以前、人が使用する一日の水の量は、30〜50リットル程でしたが、今日では、200〜300リットルといわれています。水は、文化の向上と共にその必要性がより高いものとなっています。
水についてもっと考えてみましょう。
海ができたのは、今からおよそ40億年前といわれています。地球全体の水の量は、そのころからほとんど変わっておらず、約14億立方キロメートルあると推定されています。そして、水の大部分は液体の状態で海に蓄えられています。
ここで『水の循環』について考えてみましょう。
水は太陽から受けた熱によって地面や海・川の水面から水蒸気となって蒸発しつづけます。蒸発して気体となった水は上空で冷やされ、氷や水の小さな粒となって雲を作ります。そして、数日の間上空を漂った後、雨や雪などに変わって私達のところへ降ってきます。地上に降ったものの一部は河川や湖沼水となり、生活用水や産業用水として利用されます。また、一部は、土壌水や地下水となって多くの動植物の生命を支えています。そして、それらの多くは、海に流れ込み海水として蓄えられるのです。
このようにして、現在私達の身の回りにある水は、太陽エネルギーを受けることによって数十億年もの間、気体、液体、固体と姿を変えながら地球上に存在しています。私達の生活の中で『水』はなくてはならないものです。そして地球にとっても環境を支えている大切な物質のひとつです。水を汚すことは、そのまま地球を汚すことにもなります。
今では、水道の蛇口をひねれば好きなだけ水を手に入れることができ、水の大切さを感じることは少なくなっています。しかし、最近になって環境の破壊による人体への悪影響が問題となっています。私達の最も身近にあり、重要なそして、大切な水について改めて考えてみたいものです。
海洋汚染の現状を把握しよう。
海が汚されている原因とは |
川や海に捨てられるゴミ、水中の栄養が多くなりプランクトンが大量発生する赤潮、家庭や工場から流れ出る排水、事故による原油の流出やヘドロ・土壌の流出etcと原因は、様々です。そして、それらのおおもとは、人間の生活や活動が原因になっています。
更に、世界は海でつながっているから、『海洋汚染』は、ひとつの国だけの問題ではなく、世界中の問題となっています。 |
海の動物達のSOS |
海洋汚染は、海中や海上にくらすたくさんの動物たちを苦しめています。
例えば、1988年、ヨーロッパの北海で、約1万7000頭のアザラシが大量死する事件がありました。直接の原因は伝染病のウィルスによるものだったけど、有害な海洋汚染物質が体内にたまって、アザラシの体が弱っていたことも、大きな原因をされています。アザラシの死体からは、水銀やカドミウム、鉛など、 150種類もの有害物質が発見されました。 |
及ぼされる人間への被害 |
海がよごされると、私達が食べている天然や養殖の魚や貝なども減ってしまいます。しかし、それ以上に怖いのは、魚の体にたまった有害物質を、私達人間が食べてしまうことです。
生物濃縮
有害物質を取り込んだプランクトンを小さな魚が食べ、それを大きな魚が食べ、さらにそれを人間が食べることで、もともとは薄かった有害物質がだんだん濃くなってしまうこと。 |
食べ残しは水質汚染のもとです。
台所の流しから出た汚れを魚が住めるような水に薄めるのには、とても大量の水が必要になります。地球の水を汚さないためにも、『食べきれないほどの料理は作らない』という工夫と、『作った料理はきちんとすべて食べる』という努力が大事といえます。
食べ残した食品 |
薄めるのに必要な水の量 |
コーンスープ180cc |
4,600リットル |
おでんの汁200cc |
4,000リットル |
ラーメンの汁300cc |
1,600リットル |
ビールコップ1杯 |
3,000リットル |
牛乳コップ1杯 |
2,800リットル |
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